仕事用でハローワークに書類を提出しに行った。

2か月に1回はこの仕事があるのだが、ハロワに行くたび、館内に掲示してある求人チラシなどをくまなくチェックする。

私自身が求職しているわけではなく、これも仕事上の情報収集の一環なのだ。

 

…ということで、今日も入り口近くのチラシを見ていたら、そこにいわゆるギャルスタイルのお姉さんが、ものすごいヒールの靴をカツカツ言わせて近づいてきた。

見たら、知っている人だった。

 

このギャルさん、ハロワからほど近いところにある、ブティックのスタッフ。

 

今、ブティックと言ったが、正しくはブティックではない。

何て言うのか、例えば「倒産したアパレルメーカーの衣類、一式購入してきました」みたいな売り方をしているのである。

店内、大量の衣服が雑に陳列され、雑に積まれ、激安売りしているのだが、そのラインナップが、他ではあまり見ない感じのものばかりで見ているだけでなかなかオモロイのである。

そして、その衣類のヤマの中に、ときどき、えっ!と思うような掘り出し物がある。

だから私も、年甲斐もなくちょくちょく利用している。

 

そうかぁ、お姉さん、あの店、辞めたのか。

このお姉さんと似たり寄ったりのお姉さん、2人に任されているような店だったのに。

 

ギャルだって職を探す。

別に、おかしくもなんともない。

だけどな、そのスタイルだと、面接先も限られるだろうなあ。

自由度の高いうちの職場でも、あのスタイルで面接に来たら、ま、不採用になる可能性が高そうだ。

私も、その格好で出勤したら、再雇用契約は破棄だっただろうな。

 

等々、考え合わせると複雑な気持ちになって、チラシチェックもそこそこにハロワを後にした。

 

 

 

 

 

 

緑色 爪もヒールも 主張する

鞠子

 

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