明けまして2日目、おめでとうございます。
昨日の続き、普通なら書かない切り口からの長崎旅行記。
(3)様々な人間模様
この旅行、クラブツーリズムのツアーで行った。
客様は、ご夫婦、友人、お一人様と様々。
団体ツアーだが、基本的にはフリーなので、まわりがどんな人たちであろうと構やしない。
だが、たまたま食事の席が一緒になった2組のご夫婦が対照的で、とても印象に残った。
1組は、ご主人がすごくフレンドリーなのに奥様は能面系、そしてもう1組はその真逆だったのである。
フレンドリーなご主人は、円卓取り分けタイプ中華料理の夕食時、おぼつかない手つきで1卓8人分いそいそと取り分け作業。
あるいは、新幹線内、付近の席の人のキャリーケースをせっせと荷棚に上げる、とか。
だがその間、奥様は知らん顔。
また、真逆の1組は、奥様が他のツアー客とおしゃべりしまくっているのに、ご主人はその横で仏頂面。
いろんな家庭があるものだと、改めて思った。
ちなみに、道中、ずっと手をつないで歩いている明らかに60歳過ぎのカップルもいて、それはそれで興味深かった(←どういう関係なのかは定かでない)。
(4)最近の若者
ハウステンボスでは、ホテルヨーロッパに泊まった。
ハウステンボス温泉に入湯税150円だけで入れると聞き、行ってみることにした(←と言ったが、ここ、ホテルから送迎バスで行く)。
公衆浴場のマナーを知らない外国人ばっかりだったら嫌だな、とちらと思ったが、それ以上に、「150円のみ」の欲に負けた。
実際は、外国人はいなかった(と思う)。
それどころか、若い女性ばっかり入っていて、ちょっと驚いた。
そして、彼女らが、温泉入り口の「ドアは開けるが決して閉めない」ことに気がついた。
ほぼ100%、彼女らは、ドアを開けて浴場に入り、出る際はあけっぱだった。
入る際、手動であることが分かったはずなのに、出るときは忘れている。
これはなかなか面白い習性だ。
いずれにしても、若い女の人ばかりで、私は目の保養になった(というより、若干、ひがんだりもした)。
(5)その他
こういう団体旅行に行き、改めて確信した。
私は、一人で生きるようにできている。
一人で行動することは苦でなく、寂しくなく、むしろ楽しい。
60年強のこれまでの人生の進め方、決して間違っていなかった。
…ということで、たかが旅行、されど旅行。
私は気持ち的に、相当吹っ切れた。
ふだん見ぬ、人・もの・風景 心生く
鞠子