明けましておめでとうございます。
新春早々、昨年を振り返って、12月末に行った2泊3日の長崎旅行について、旅行記を書くことにする。
だが、大浦天主堂も稲佐山の夜景もハウステンボスも、これらについて書いている人はヤマのようにおり、詳細はそちらの皆様に任せることにして、私は普通なら書かないと思われる切り口から、深堀してみる(←…って、これがそもそも大袈裟なのよね)。
(1)ふだん、長距離散歩をしていて心底よかったと思った。
〇1日目…14,738歩
〇2日目…23,076歩
〇3日目…12,420歩
3日計…50,234歩
3日間で、5万歩強、歩いた。
登山をする人に比べたら、町中の5万歩なんて、それが何?と言われそうだが、長崎の町は結構なアップダウンがある。
そして、一緒に行ったツアーメンバーは、絶対的にこんなに歩いていない。
私は、毎日の行程終了後、一人で歩きまくった。それがすごく楽しかった。
ふだん、長距離散歩をしていること、昨年、2万歩歩いて自信を持ったこと、それが本当によかったと思った。
で、中でも一番楽しかったのは‥‥‥
(2)深夜の教会等々めぐり
出発したのは夜9時。
ホテルのジムでトレーニングしようかとも思ったが、これはふだんの生活でもできる。
知らない土地、歩くに限る。
…ということで、最初に行ったのが、西坂公園、そして日本二十六聖人記念館。
豊臣秀吉のキリシタン禁止令により、日本人信徒20人を含めた26人が処刑された丘に建つレリーフ。
昼中は観光客もいるのだろうが、さすがにこの時間、「人はゼロ」。
ある意味、怖いが、当時のここでの惨状を思い浮かべ言うに言われぬやるせなさに見舞われた。
そして、その次行ったのが、聖林山本蓮寺。
勝海舟ゆかりの寺だそうだ。
もちろん、ここも人はゼロ。そして、相当暗い。おまけに急坂。
転んだら元も子もないので、1周してそそくさと立ち去ったが、趣がある場所だということはよくわかった。
それからめげずに向かったのが、カトリック中町教会。
敷地内に幼稚園もあり、入っていいものかどうか迷ったが、門が空いたままだったので構わないだろうと勝手に解釈し、敷地内1周。
美しい教会だった。初代は、キリシタンが入れられた牢獄だったとか。
…てな具合に、一人で深夜の教会等々めぐりを楽しんだ。
とてもスリリングだった。
(明日に続く)
その時の 叫びが聞こえる 白い壁
鞠子