ダブルワーク先から渡された給与明細(←正しくは、会社は外注費としているのだが)を見たら、単価が上がっていた。
昨年の明細を調べたら、やっぱりこの月で昇給していた。
9月決算で、昇給や降給は10月からなんだろう。
最初、契約するとき、単価は「内容のよしあし」と「1か月で納品できる量」によって決まる旨、説明があった。
仕事を掛け持ちしている私は、いまだ一度も1か月で納品する量の最低ラインを充たしていない。だから本来、昇給はしないはずなのだ。それでも単価が上がった理由は、内容がよかったからということになるが、1年半、やってみて、これはそうそう単純な話じゃないと思うようになった。
だって、この仕事、どう考えても割に合わない。
時間単価を出したら、驚くほど低い。
ただ、家でできる、自分の好きな時間にできるという利点は認める。
だが、私のように「性格的に合っている」とか「この手の仕事に好奇心がある」でなければこの仕事は続かない。
結局、ワーカーが確保しにくい。
だから、「辞めさせないために昇給する」という色合いが強いのではないだろうか。
昨年、昇給したときは「仕事が認められた!」と相当うれしかったが、今回はちょっと違う。
ある意味、なかなか複雑な気分になっている。
上がっても ビールやケーキに 消えていく
鞠子