昨日、「こういう店にはあんまり来たくない」と言った金券を現金に換える店。
待ち時間に店内にあった「買取品目録」を見ていたら、わが家にあるものとそっくりなシロモノを見つけた。
銀製(←多分)のトレーと、その上にのったシュガーポット&ミルクポット(←これらも、下半分が銀製)。
それから、古いカメラ。「使えなくてもさびていても、部品でも大丈夫」とただし書きがついている。
これら全て、もとはと言えば、相応のお金を出して買ったものだろうと思うが、今となっては不用品。
幸か不幸か、「24K」と刻印された金杯とか、厳重に包んだ茶器なんかも発見。
少しでもお金になるならと思い、欲にかられて、今日、またその店に行った。
若干期待していた。少なくとも、諭吉さん(今は、渋沢さん、か)1枚くらいにはなるだろうと思っていた
だがしかし、そんなうまい話があるわけがない。
金杯はメッキ、トレーやシュガーポットは、銀製といっても銀の含有量ごくわずか、と言われた
店側が提示した金額は、同じ1枚でも、英世さん(←今は柴三郎さん)だった。
なんだ、1,000円かあ。
でも当然、店は儲けるんだから、私の持ち込んだ品々は1,000円以上の価値がある、ってことだよね。
メッキです、とか、含有量わずかです、と言われても、本当かどうか、私には分からない。
いわば、先方の言うなり。
敵は「もちろん、持ち帰られても結構です」とニコニコしながらのたまった。
モヤモヤはしたが、1,000円もらって、店を後にした。
保証書の 父のサインも 札に化け
鞠子