ウン十年、同じ病院で健康診断を受けているが、こういうオバサンたちに出会ったことは一度もなかった。
50代、同じ年くらいのオバサン3人、待合スペースにいるときからもう「喫茶店にモーニングに来ています」のノリなのだ。
待合スペースといったって、一般の患者さんもいる。
大体、病院内、どこであってもワイワイおしゃべりする場ではないはずだ。
なのにこの3人、おしゃべり花ざかり。
「受付番号5番の方」と病院スタッフがさっきから呼びまくっているのに、誰も返答がなく、座席の間をさんざん探し回らせた挙句、全く悪びれることなく「あ、私でした」と手を挙げる渦中のオバサン1名。
もちろん、一言の謝りもなし。
健康診断だけで20名は順番待ちしていそうな雰囲気なのに。
そして、受付が済んだら、また3人でおしゃべり三昧。
放射線科に行っても採血室に行ってもこの3人と出くわす。そこでまた、喫茶店モーニング状態。
いったい何しに来ているんだ!
怒り心頭。
そのために血圧が上がったらどうしてくれる!と思うと、ますますムカついてしかたなかった。
怒っても 泣いても 血圧乱高下
鞠子