映画『帰ってきた あぶない刑事』について、テレビで何回か目にした。
ドラマ放映開始から38年が経ったのだそうだ。
当時、私は結構舘ひろしさんのファンだった。
今も相変わらずダンディだが、当時は「こんなワルそうで、でもシャイで、かつかっこいい人がいるんやなあ」と不思議なくらいだった。
柴田恭兵さんも「若者の象徴」みたくで大人気だったし。
私の地元にある百貨店の屋上遊園地に柴田恭兵さんが来るというイベントがあって、いのいちに観に行った。
遠くからしか見えなかったが、全身スカイブルーのアムロレイみたいなファッションで、やっぱりすごくかっこよかった。
だから、勝手な願いだけど、その思い出のままにしておいてほしい
テレビで観た限りでは、みんな年相応な人になっていた。
『帰ってきた あぶない刑事』を観たわけではないが、もし当時のままの設定なら、それはつらすぎる。
演じた人が、何十年もあとで同じ役をやるのも、ある人が定着させた役を別の人が演じるのも、観る側としては切ない。
そんなことを思うのは、私自身が年を取ったことも大いに関係しているんだろうな、きっと。
あのシーン 思い出のまま いてほしい
鞠子