カルチャーセンターの案内を見ていたら、中に「スペシャル1day」と称した絵皿づくりのセミナーがあった。
伝統工芸を楽しむ、ということで、漆を使って絵付けをするらしい。
私の中では「漆=かぶれる」。
だから、カルチャーセンターでシロートさんが漆を扱ったら、そんな人も多々出てくるのではないか。
…と思ったが、なんと「かぶれにくい漆を使用します」と書いてあった。
へぇ、かぶれにくい漆なんてあるんだ。
しかし、それっていったいどんな漆なんだろう。
木の種類が違うのか、あるいは何か混ぜ物がしてあるんだろうか。
それでも、「肌につくとかぶれることがあるので、ご理解の上ご参加ください」とあるので、「かぶれにくい」だけで「かぶれない」わけではなさそうだ。
でもなあ、かぶれにくい漆って、なんだかちょっと感動した。
と同時に、かぶれにくい漆でつくった絵皿は、かぶれる漆でつくったものとは出来上がりが違うんだろうな、とも思った。
見ただけで かぶれるほどの 漆かな
鞠子