今朝、ゴミ出しに行くとき、なにげに我が家の対面、東側の家を見た。
ここはもう何年も空き家になっている。
持ち主が東京に行ったとか聞いたが、家と同時に車も何年も置きっぱになっているので、所有者そのものは変わってないんだろうと思う。
この家、雑草もすごいが木もすごい。
手入れがなされていない分、伸び放題、生え放題で、落ち葉の時期など我が家の駐車場は「落ち葉捨て場」と見まごうほど、枯れ葉がたまる。
ものすごく、迷惑。
だが、今朝、そんな迷惑など些細なことに思える光景に気がついてしまった。
伸びすぎた木が、完全に電線と絡まっちゃっているのである。
これって非常に危ない状態なのではないか。
そう思いだしたら、電線が気になってならなくなった。
うちのまわりはもとより、通勤途上、職場のまわり、いたるところ、視線をちょっと上に上げたら電線のオンパレード。
イチョウ並木など、今や葉はすべて落ちてしまっているが、すべてと言っていいほど枝が電線に障っている。
見れば見るほど、巨大な蜘蛛の巣にからめとられているような圧迫感。と同時に、あちこちに点在する電柱。それも、若干傾き加減なものすらある。
我が家の前だけではない。この状態自体、めっちゃ危険な気がする。
都会は電線&電柱なんかこんなになくて、もっとすっきりしてるんだろうか。
私たちって、結構危ないところで生活しているわけで、毎日平穏なことのほうが奇跡なんや……
電線の 上の枯れ葉が はらり落つ
鞠子