我が家の近くに、内視鏡検査に特化したクリニックができる旨、新聞折り込みに入っていた。
内視鏡検査…… うーん、これは気になる。
とにかく、しょっちゅう健康診断で引っかかる。大腸の内視鏡検査をしなくてはならなくなる。だが、腸の形状、腸壁の厚み?硬さ? なんだかとにかく、内視鏡検査はできないと、おととし宣告されてしまったのである。
その先生も内視鏡専門医だし、腕がいいとめっちゃ評判。実際、数回、大変に迷惑かけつつその先生に検査してもらったが、とうとう不可能宣言されてしまった。
新クリニック、来月内覧会を行うらしい。
近隣の大学のブラスバンド演奏なんかもあるらしい。健康相談とか栄養相談とか。
取りあえず、昨年・今年と引っかからなかったが、来年以降どうなるか分からないので、下見を兼ねてこの内覧会、行ってみるか。
カレーの具材詰め放題、なんてお土産もついてるし。
というより、それよりなにより……
1年ほど前、駅前にできたクリニックがうちの客様になった。
そこは糖尿病に特化したクリニックで、院名にもズバリ、糖尿病が入っていた。
めっちゃ遠方の病院の理事長が理事長となり、知り合いの医師を院長にして開院したクリニックだった。ところが、半年もしないうちに、院長交代。そしてその数カ月後、閉院した。つまり、「1年、もたなかった」のである。
もちろん、同時にうちの客様でもなくなった。
都会ならいざ知らず、このあたり、駅前のビルに入っている医院というのはなかなか難しいと思う。
圧倒的に車移動が多いわけで、駐車場がないのは大ネックだ。
それと、「○○病専門」というのも。
まだまだ「どんな不調も近所の医師に診てもらう」場合の方が圧倒的に多いのではないだろうか。
一見「○○病専門」の方が、○○病を治療するにはいいように思うが、まずはいつも行ける、すぐ行ける、何でも診てくれる、そういう方がいい。
…と思うのは、私だけか。
内視鏡専門のクリニック、はたしてどうだろうか。
胃も腸も 意思を無視して 反乱す
鞠子