マックスバリュに行き、買い物の前にまずはWAONチャージ、ということで店内にあるチャージ機の前に立ったら、足元に金色のクレジットカードが落ちていた。
···こんな大事なものを···
拾って裏を見たら、いかにも年配チックな名前がいかにも年配の筆跡で書かれてあった。
即、インフォメーションセンターに届けた。
戻ったら、チャージ機はもう別の人が利用していた。
その後、何やら買い物し、レジで精算中、年配の男性が息せききって走ってきた。
ハアハア言いながら「メガネが落ちてなかったか」と相当焦っている。
何でも、財布からお金を出すときメガネをはずしたんだそうである。そして、買ったものをマイバッグに詰め、車に乗り込んだところでメガネがないことに気がついた。
おそらく、メガネがないと運転ができないんだろう。
だがしかし、メガネは見つからないようだった。
ついこの前までは、こういう光景に出くわすたび「何でそんな大事なものを落とすのか」「何でメガネなんかなくなるのか」と呆れ&バカにしていたが、今の私には、全くそんな気になれない。
既に我が身。
自分自身、同じようなことが頻発している。
そして明日は、一か月後は、半年後は来年は、もっと増えているに違いない。
クレジットカードとメガネ。
早く持ち主の手に戻りますように。
右の手に あるもの左手 気がつかぬ
鞠子