今朝、新聞を読んでいたら、こんな見出しが目に入って驚いた。
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切られ、はねられ、あまで男性けが
知人?の男逃走
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驚かない? 驚くの、私だけ?
だって、「あま」の意味がわからない。
「あま」ってなんやろ。
とっさに浮かんだのが「海女」だった。しかし、逃走したのは「男」とあるので、海女はヘンだ。
そもそも「海女でけが」ではますます意味がわからない。
次に浮かんだのは「尼」。
しかしこれでも、「海女」と全く同じ理由で、意味が通らない。
人にけがをさせる「あま」なる道具は、いったいどんな道具なのか。「やり(槍)」とか「はり(針)」とか、そういった類の武器なのか。いや、切ることもはねることも可能な新種の武器だ。いずれにしても、全く知らないし想像もつかない。「知人」のあとの「?」も相まって謎は深まるばかりだ。
…ということで記事本文を読んだら、なんのことはない「愛知県あま市」のことだった。
「あま」は武器ではなく、地名だったのだ。
不親切な…と思うのも、私だけ?
見出しを「切られ、はねられ、あま市で男性けが」としてくれれば落ち着いて記事と対峙できたのに。
「市」を入れるスペースも十分、あるぞ。
ちなみに、切った武器は「刃物」で、はねた武器は「車」だった。
非常にありふれた武器だったのだ。
なんと人騒がせな……
行間に 思いを込める あの男へ
鞠子