仕事で行ったイベントを新聞記者さんが取材してくれ、朝刊に載せてくれた。
…のはありがたいのだが、講師の名前が間違っている。
客様から多数指摘があったこともあり、上司が新聞社に連絡した。社側は平謝りで「翌日、訂正記事を出す」と言ってくれた。
ところぉが、だね、そうして出た訂正記事もまた、名前が違っていたのである。
これ、新聞においてはありえんことでしょう。
…と驚愕感冷めやらぬ間に、職場のPCに送られてきたメールのうちの1通で、さらに驚愕感が増した。
遠方の大学教授からいきなり届いたとある依頼のメール。
うちと同種の複数の事業所に送ったらしく、本文内、「うちじゃない同業の事業所名A」が書かれていた。
つまり「A様の状況をお伝えください」となっているわけだが、うちは「A」ではない。「A」の状況など、全くわからない。だからこの文章を素直に解釈すれば、「いくら頼まれても、いくら教えてあげたくても、その依頼に応じることは不可能」ということだ。
これも、大学教授という立場において、ましてや依頼するという内容からしても、ありえんことでしょう。
…とは言いながら、たかが入力ミスではないか、という気もどこかでする。
教授氏の件だって、明らかにコピペしたがためのミステイクだ。
私だって、絶対しないとは言い切れない。現に、やらかしたこともある。
だけどやっぱり「だからしかたないんじゃないの」で済ますこともできない。
パソコンを使って文章を書く(打つ)ようになったからこその弊害。
なんか「人としての能力が落ちる一方」な気がしてすごく嫌だ。
もちろん、自分も含めて。
「恋しい」を 「変しい」と書き 恋終わる
鞠子