一昨日、職場から帰る時間帯にゲリラ豪雨に襲われた。建物の前の駐車場に行くだけでずぶ濡れになること間違いなく、職場で時間をつぶすしかなかった。

それでも一向にやむ気配なく、待ちきれなくなり、車まで突進。ずぶ濡れもずぶ濡れだったが、それより市内いたるところで冠水しているのには驚いた。たった1、2時間、降っただけで、これほど水しぶきを上げながら運転しなければならないとは。そんな経験、これまでに記憶がない。

翌日、このあたり、8月としては観測史上最高の1時間当たり雨量だったと報道があった。

やっぱりな。

 

そして一夜明けた昨日。ほぼ晴天。予想では、35度前後の高気温。実際、暑かった。だが、その暑さが今までとは「なんとなく違う」のである。

もちろん、湿度や風によって体感が全然変わることは承知しているが、それ以上に、何かがなんとなく違って感じられるのだ。

 

夏が最後の「暑さ」を振り絞って抵抗している、そんな感じ。

 

職場隣の田も、稲が知らぬ間に成長しており、目にも鮮やかな緑一面になっている。

仕事帰り、スイミングによると、ついこの前までは「明るいうちから泳いでいる罪悪感」があったが、数日前から、相応に暗くなり罪悪感は消えた。

昼中、どんなに暑くても、夜、微妙に過ごしやすくなっている気がする。

殺人的な暑さの日々が多かったはずなのに、今となっては思い出みたく、なっている。

 

夏の抵抗、そして私自身の心中の変化。

夏はもうそう長くない。そうなったらそうなったで、一抹の淋しさを感じる身勝手さ。

 

あ、秋。

 

…というより、

 

秋、あっ。

 

…なのである。

 

え? 何が違うのかって。

ご想像にお任せする。

 

 

 

 

 

 

 

青い田に 明日を思って 嘆息す

鞠子

 

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