今朝、出勤途中の車のなかでNHKの『あさイチ』を観ていた(←いや、正しくは音声だけ聴いていた)ら、「大葉」を取り上げていて、あの独特な香りが「センリン」から出ているウンヌンカンヌン……と言っていた。

 

センリン? センリンってどういう字を書くんだろう。葉のどこかの器官なのだろうとは思うが、となると余計に該当する漢字が浮かんでこなくなる。

 

事務所に着くなりさっそくネット検索してみた。

「腺鱗」と書くのだそうだ。

葉の表面にできる毛の一種で、シソ科の香りは全てこの腺鱗のなかにたまっているらしい。

…なるほどね。鱗と言えば魚のアレを思い出すが、それが線状の形ををしており、なおかつそれがただの「線」じゃなく、なかに香りをためる「腺」。全くうまくできた熟語だと思った。

 

大葉・ミョウガ・パセリ・セロリ。

これらの香りは私も大好き。

ベビーリーフをベースに大根やニンジンの千切りを混ぜ、そこにパセリやセロリを加えてガラスの器に山盛りにすると、とっても幸せな気分になる。

さらに大葉やミョウガを加えると、ますますゴージャスな気分になる。

唐揚げとかカツといった揚げものや、ウインナーやベーコンを炒めたものを、この山盛り野菜の上に乗せて一緒に食べると、うんと食べやすくなる。

かたいトマト、さっとゆでたスナップエンドウなんかも合わさったら、さらにテンションが上がる。

さらに、

私、野菜本来の味が好きなので、ドレッシング不用というおかしなほぼほぼベジタリアン。

 

腺鱗、かぁ。

なんかいい言葉、覚えちゃった。

 

 

 

 

 

 

 

セロリ葉が 緑の風に 揺れる午後

鞠子

 

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