子どもたちが夏休みに入ると、我が家のあたり、町内にある公園で、ラジオ体操が行われる。
朝6時半から。
子どもたちはラジオ体操カードに出席印を押してもらい、印が何個かたまると文房具がもらえたりする。
新型コロナで2年間、休止になっていたのだが、今年は復活。
お年寄りのなかにも、ラジオ体操を楽しみにしている人たちがいるはずだし、よかったよかった。
···と思っていたのだが、今日、急遽、回覧板が回ってき、見れば「感染者急増につき、ラジオ体操の期間を短縮する」と書かれているではないか。
「中止」ではない。「8月15日までだったのを8月10日までにする」というのである。
···ってこれ、何か意味、ある?
感染を阻止するというなら、即中止、だろう。
それよりなにより、なぜラジオ体操で感染するのか。野球ができるくらいの大きな公園だし、過疎化が進んでいるこの町内、参加者はおそらく10人いるかいないかだ。つまり、「最も感染とは程遠い状態で運動ができる」機会なのに、なぜ期間短縮?
ラジオ体操帰りに寄る喫茶店など皆無だし。
いくら急拡大とはいえ、恐れればいいというものではない。
やれることはやらないと。
でないとみんな、他の病気になってしまう。
土を踏み 空を見上げて 息をする
鞠子