ゼレンスキー大統領を初めてテレビで見たとき、「なんてイケメン」と思った。
ま、あのあたりの人は彫りの深い顔立ちの人が多いだろう。
…なんてお気楽なことを言っている状態ではないのだが。
いつも軽装Tシャツスタイルなのも、最初はびっくりしたが、だんだん好感に変わっていった。
だって、空爆でひどいことになっているのに、ピシッとネクタイを締め、スーツで登場したら、それも確かにおかしな話だ。
昨日、日本の国会でオンライン演説を行った。
とてもラフなスタイル。さすがに、ここまでは予想していなかった。オンラインとはいえ、大統領として他国の国会に出るのだ。なのに、このスタイル。ここまで徹底する。ますます好感度UP。対する日本のホソダ氏が「閣下」を連発し、それもなんだか滑舌悪く、その対比が情けないほどだった。
しかし、
他国の国会における演説は、国によって内容を変えていること。
そもそもゼレンスキー氏は、俳優さんだったこと。
昨日の国会演説をきっかけに、初めて知った。
ルックスも服装も演説内容も、効果を最大限に引き出すために、できることはなんでもやる、使える手段は何でも使う、ということなんだろうか。
ゼレンスキー大統領のまわりには、それをお膳立てし、後押しする優秀な「頭脳」がそろっているのだろうか。
できうるなら、私はプーチン大統領の演説も聞いてみたい。
幸運も 不運も不幸も 武器となる
鞠子