今日は、歯の定期健診だった。
歯科へは歩いていく。その道中で遭遇した、よくも悪くもガーンときたこと3題。
(1)我が家より一本南の筋に住んでいるN夫人(←いわゆるセレブ。だけど賢婦人)の一言
今日は、町内の古紙回収の日でもあった。
回収場所は、我が家と歯科の間にある。そこで、N夫人が新聞の束を車からおろしているところに遭遇した。
当然の如く、新年のご挨拶。
ところがそんな挨拶もそこそこに、N夫人、感動に満ちた声でこう言い放った。
「まあ、本当にお母様にそっくりになられたわね」
ガーン
あまりにもショック。
…やっぱりか。
自分でもうすうす気づいてはいたが。
子どものころは「父親似」どころか「父親と瓜二つ」とまで言われていたのに。
いつから母親似になったのだろう。
母には悪いが、外見的には、ずっと父似でいたかった。
(2)そして歯科医の一言
いつものよう、チェックしてクリーニングし、さらに小さな虫食い部分を治療して本日は終了。
エプロンを外しながらS歯科医曰く、
「歯石は少しありましたが、歯垢はありませんし、出血部位もありません。口内の状態は良好です」
ガーン
こちらは驚愕のガーン、だった。
それこそ親譲りの歯弱。悪歯質・悪歯並び・悪嚙み合わせの三重苦。幼いころから歯の痛みに悩まされ、痛い治療に泣かされてきた。それでも、母のように、早々と総入れ歯にだけはなりたくないと必死に抵抗。その努力がこの年になってようやく花開いたのか、歯科医なる人から初めての賞賛の言葉をもらった。
にわかには信じられないが、とりあえずこれからも、歯のメンテ、頑張る気マンマンになった(←って、私は通うだけ)。
(3)まさかの閉店
歯科で気をよくした私は、今日の日差しが温かいことにも後押しされ、そのまま歩いて農協(←正確には、『おんさい広場』と言う)に行こうという気になった。久しぶりに花苗を買い、地物野菜を買って…などと思いながら、意気揚々と歩いて行ったのである。
ところが、農協、閉まっていた。休みではない。「12月30日をもって閉店」していたのである。
ガーン
なんで? なんで閉店? そこそこはやっていたのに、なんで?
ここの野菜は採れたてだし、花苗も、ホームセンターなどでは見かけないものや、ずいぶんとお値打ちなものが並んでいた。
…散歩の楽しみが、一つ失われてしまった。これは相当ショックだ
ザマミロと 舌出す母が 見えるよな
鞠子