時節柄、学習塾のチラシが頻繁に折り込まれてくる。
試験も受験も私には全く関係のない話なのだが、たまたま同じ町内に、地元ではそこそこ歴史のある塾の塾長宅があり、その人に対してちょっと不信感もあったりするので、その塾のチラシはついガン見してしまう。
今日も折り込まれてきた。
「冬期特訓講座」に関するこのコピー、めっちゃ気になる。
「中1:ライバルに差をつけるのも、縮めるのも今しかない!」
「中2:みんなが受験勉強をはじめる前だからこそ差がつきやすい」
「小5・小6:クラスのお友達よりも、一歩進んだ思考力を育成します」
つまり小5から中2まで、この塾の狙いは「人より先んじること」だ。ということは、まわりにいる「人」のレベルが低い生徒と高い生徒では、目標が違ってくるということにもなる。
塾に通う目的は、ずばり、「今の自分自身の学力を少しでも上げること」ではないのか。「ライバルより」でも「クラスのお友達より」でもなく、「今の自分より」ではないのか。
ま、その「学力」も、結局「受験に合格するための力」限定であり、それも問題アリだとは思うけど。
学歴が 役に立たない ことだらけ
鞠子