先週末、仕事で「昔の古い資料を紹介する」文章を書いていたのだが、書きながらふと、「この内容だと、S社長(←客様)を傷つけるのではないか」という不安にかられた。私がS社長なら、間違いなく「これはあてつけか!」と思うが、ま、この文章を表に出すか出さないかの判断は上司がするからいいや、と思い直した。
そして土曜日、文楽鑑賞に向かう途中、赤信号で停車したとき隣に停まったのが、そのS社長の車だった。
なんと。なんたる偶然。まずあり得ない偶然にびっくりした。
お互い、手を振って別れたが。
で、翌日曜日、M社長(←こちらも客様)が夢に出てきた。
仕事での会議が、急きょ、M社長の自宅で行われることになり、私は遅刻してM邸に到着した。急いで中に入ったら、顔見知りの何人かが三和土で正座をさせられていた。うち一人から「私たちはここで参加するんだって」と言われたのだが、私はなぜか「M社長宅で行う場合は、私は必ず三和土で正座して参加しなければならない」ことを既に知っており、何のためらいもなくそこに正座した。
目が覚めてから、M社長の人普段の言動を思い出しつつ「さもありなん」などと一人ワロてしまった。
そんな夢の話を今日、職場でしようと思ったら、土曜日に会議出勤していたオトコ後輩から驚きの話を聞かされた。
彼、「会議が行えないかもしれない」ほどの大ミスをやらかした。パニックに陥るなか、M社長に無理を言えばなんとかなることに気づき、懇願すべく電話したら、たまたまうちの職場のすぐ近くにいらして、助けてくださったのだそうだ。
それこそM社長の人となりからすれば、無理を言ってもきいてくれるとは思えぬミス。でもきいてくれた。そして、本当に偶然、職場の近くにいた。
そんな「美談」の裏で、私はM社長の意地悪な仕打ちの夢を見ていた。
S社長しかり、M社長しかり。
偶然に違いないけれど、偶然とは思えぬタイミング。
己の「怨念」みたく、感じてしまった。
高値出た 今朝の血圧 夢のせい(←本当に、今朝の血圧高かった)
鞠子