仕事でこの秋に超ビッグなイベントが入っており、諸準備、嫌々やっている。
今日、たまたま市町村から送られてきた広報誌の中に、「もしかしたらこのイベント、補助金がもらえるかも」と思える文言を見つけてしまった。
めっちゃ、心が揺れた。
申請書類つくるの、メンドーだ。初めから補助金は想定しなかったので、私がこの広報誌を「見なかった」ことにすれば、何事もなく過ぎていく。補助金の金額自体もたいしたことないし、もらったところで私には1銭も入ってきやしない。ムシしてしまえ…ムシしてしまえ…それが最善だ……という悪魔の声が、心の中で渦巻いている。
だがしかし、やっぱり、上司殿に言ってもうた。
すると上司殿曰く、「ほんとやな。ま、ヒマな時に出してみるわ」
だがしかし、申請はイベント開催日の2か月前が期限。若干、期限を過ぎてしまっている。やるなら今日、それも今、まず受理してくれるかどうかを聞いてみなければならない。
…てなことで、結局、また余分な仕事を請け負ってしもうた。
問い合わせたところ、先方は「期日が過ぎてるし……」と言いながらも、「広報誌への掲載が遅かったのはうちの責任ですし(←と言うより、補助金を出すこと自体が急に決まったんだと思う)、イベントの内容をお聞きした限りでは、ぜひ、補助金申請をしていただきたいですし、今日中に書類を出していただくことはできませんか?」
…てなことで、大忙殺状態に陥った。
やり取りしている間、先方の方がめっちゃ乗り気になってきた。書類は先週、受け付けたことにして通す、とまで言い出した。
もうこうなったらやるしかない。
今日は連休前、どうしてもやってしまわねばならない仕事がある。そこにプラスアルファ。
つくづく損な役目。
やっぱ言うんじゃなかった。
いつもそう その一言が 墓穴掘る
鞠子