仕事で、職場の目の前にある銀行へ。
職場の隣にあるドラッグストアの駐車場で、おばあさん(←と言ってはみたが、ほぼ私と同年代)と小さい女の子がいるのを見ながら歩いていった。
女の子、駐車場と道を隔てる低いブロックの上に登り、素人の平均台演技みたいに、おぼつかない足取りで歩いている。危ないなあ、とは思ったが、ま、おばあさんもついてることだし余計なおせっかい、と思い、やり過ごした。
銀行ATMはちょっと混んでおり、時間がかかった。
そのあと、窓口でも用があるので銀行内へ。そこでびっくりな光景を目の当たりに…
さっきの祖母&女の子、店内の「お客さんが入出金用紙などを記入するテーブル」で遊んでいるのである。
女の子は靴こそ脱がされて椅子の上に立っていたが、机上にある用紙やボールペン、スタンプなどをおもちゃにやりたい放題。で祖母はというと、彼女が椅子から落ちないよう体を支えているのみで、好きにさせている。
銀行は、遊び場じゃない! あまりにあきれてボーゼンとした。
かつてこの銀行、一角に子ども向けのスペースがあった。おもちゃもいろいろ置いてあった。それが目当てでやってきたのか? しかしそれとて、銀行に用のある人が連れてきた子ども向きに設置されたものだ。そのうえ、今は撤去されている。コロナ禍だから。
そうだよコロナ禍、不特定多数が触れるものは危険なのだ。銀行に置いてある筆記用具等、触らないに越したことはないのだ。銀行だって、感染拡大を防ぐべく、懸命に尽力している。種々のパンフレットなど「一度手にしたら、棚に戻さず持ち帰ってくれ」と書かれているくらいなんだから。
お孫ちゃんのお守は心身ともに大変だろうと重々察するが、感染したら元も子もない。感染を広げる行動はできるだけ慎まないと、いずれは自分の首を絞める。
緊急事態宣言が解除されたって、危険が解除になったわけじゃないのだ。