EXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバー、佐藤大樹なる人が新型コロナウイルスに感染したと、所属プロダクションから発表があった。
ご本人のコメントとして、
「現在は自宅療養に励み、医者や保健所の指示のもと回復に努めています」
「日頃からメンバー、スタッフさん含め、感染症対策を徹底して行ってきたので、今回自分がこのような結果になってしまい、本当に悔しい気持ちでいっぱいです」
「1日でも早くお仕事に復帰できるよう、今は治療に専念したいと思います」
と掲載されていた。
佐藤大樹なる人、私は全然知らない人なのだが、これらのコメントにはすごく好感を持った。
その理由は、「謝罪していないから」。
著名人が感染すると、「迷惑をかけて申し訳ありません」「このようなことになり、お詫び申し上げます」という発表がよくある。でも、感染した人が悪いわけじゃない。
よしんば「会食した」「飲み会をした」「旅行に行った」「マスクをしていなかった」としても、決して「悪いことをした」のではない。無配慮・無頓着・不注意だっただけで。
結果として、周りの人に迷惑をかけることになり、申し訳ないという気持ちになるのは当たり前の心情だとも思うが、特に著名人のみなさまには「謝罪はできるだけ控え目にしてもらいたい」と思う。そのことが、日常の感染者に対する差別、医療従事者に対する差別を少しでもなくする手助けになると思う。