客様Tさん(←実在・女性)が、息せききってやってきた。
「鞠子さん、おめでとう!」
と言いながら差し出したのが、大小様々な封筒の束。
「みんなからのお祝いだから」
「ありがとうございます。皆さんにはお礼として作品、送りますから」
···と言ったものの、こんなにたくさんの人たちにどうやって送る?
1冊1000円だし、ゆうパック代もバカにならない。住所をパソコンで打ち出したら失礼か?やっぱり一人ずつ手書き?
···そういえば、賞をとったのは昨年の話。なのになんで今さら···
昨年の作品集、まだ売ってるんだろうか···
不安と不審感にかられつつ、1枚ずつ封筒をあけたら、中身は1万円だったり3万円だったり。ポチ袋に入った5千円札もある。
うわ、これ、相当な金額になりそぅ(-_-;)(-_-;)(-_-;)
嬉しいような、困ったような。
だがしかし、しばらくして「御香典」「御霊前」と書かれた封筒も混じっていることに気がついた(@ ̄□ ̄@;)!!
Tさん、なにか間違えてる(@ ̄□ ̄@;)!!
···その後、私は音楽トモAちゃん(←実在・女性)と、バスに乗った。
並びの席は空いておらず、バラバラに座った。
行き先はわからない······
なんとも不可解な夢小話だった。