この方、O市主催の文芸祭で審査員をしていた先生なのだ。
今、されているのかどうかは知らないけど、一昨年、私の作品を文芸祭賞に決めてくださったのは、このH先生だった。
一昨年、私はG市でも文芸祭賞をいただいた。
つまり、「私を評価した人が、私より下の賞を受賞した」わけで、なんだかやりきれない。
しかしよくよく考えてみれば、直木賞や芥川賞の選考委員が、自身の作品全て、直木賞や芥川賞を受賞できるわけではない。
ショパンがショパンコンクールに出ても優勝できるとは限らない、と聞いたこともある。
となると、評価とは何なのか。
少なくとも、絶対的なものではないということだ。
今年は新型コロナをはじめ様々なことがありすぎて、気持ちが創作活動に向かなかったが、微妙なタイミングで県から募集要項が郵送されてきたため、ほとんど惰性でまた取り組みだした。
原稿用紙60枚。
ただいま第6校正中。
まだ、納得がいかない。
締切9月末。
···だがH先生の件で、なんかテンション下がってしまった。