9月から再開する予定だった合唱団の練習も、中止になってしまった。
もともと、練習会場が人数に見合ってなかった。市の施設だから、貸してくれるわけがない。
当然、年末恒例の演奏会も中止になってしまった。
今、歌ったら、どんなに心ふるえるだろう。
だけど先生の年齢、団員の年齢構成からすると、練習も演奏会も、もう永久にできないかもしれないという最悪のパターンが頭をよぎる。
昨年まで演奏会だ、オペラだ、歌舞伎だと行きまくっていたのに3月以降ゼロ。
それでも3~4月は、会そのものが中止だったのであきらめもつく。だが緊急事態宣言が解除されてからは、人数制限をして再開されるものが多くなってきている。
今、ナマの音楽を聴いたらどんなに感動するだろう。
きっと泣けてしまうだろうな。
…と思うけど、やっぱり行けない。
行くまでの道中も、それなりの時間、密閉される空間もこわい。
これ、いつかまた、普通に聴きに行ける日が来るのだろうか。
最近、本当に寒い日が来るのか、それすら疑心暗鬼になってきた。
明日から9月。
今年もあと4ヶ月で終わってしまう。全く何というおかしな1年だったことか。