ナミダのクッキングNo.2863 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

地元の高校でクラスターが発生した。
この学校、高校野球の名門校。
だが、コロナのせいで、甲子園に行けなかった。そのかわりに地元だけで行われる県独自の大会も、出場辞退しなければならなくなった。今のままだと、8月の甲子園交流試合への出場も危うい。

何とかできないか。特例的に選手・関係者全員PCR検査をして、参加させてあげられないか···あちこちから、そんな救済提案が上がっているらしい。

選手たちの気持ちを思うと何ともやりきれない。だから、救済提案を出す人々の気持ちもすごくわかる。
でも、一方で、めちゃ、ひっかかる。

···なんで野球部だけ?···

試合に出られないのは野球部だけじゃないのだ。
サッカーもテニスも水泳も。文化系クラブだって同じこと。吹奏楽も合唱も、大会には出られない。

非難承知でもっと言うなら、ここはあくまで「高校」なのであり、コロナのせいで「学習機会が奪われている」ことが一番の問題なのではないか。
マスコミの論調も「野球が、野球が」で、まるでプロ野球とみまごうばかり。

最初に感染が発覚した先生が、「野球部が試合に出られなくなった」という一点で責められるとしたら、それはおかしい、と思う。
そもそも、症状のない生徒や関係者から感染した可能性だってあるんだから。
確かに発熱などの症状があったのに出勤していたことは、あまりにも不用意だったと言わざるを得ないけど。

たまたま野球の名門校だったばっかりに。

···そうだ、もっと大事ことがあった。
感染した人たち全員、元気に戻ってくることだ。