先週末、髪をバサッと切った。

 

長い間、ずっとおしりのあたりまでの長さがあった。それをここ数年かけて徐々に短くしていき、先週末が最終カット。担当美容師Yさんに「Yさんからみて可能な限り、短くして」と頼んだ。

 

これほど短いスタイルは、中学の時以来。

超ロングからいきなり今の状態にすると、人に会うたび「どうして?」「なんで?」と尋ねられそうで気が重かったが、作戦が功を奏して、誰も何も言わない。

…そうか、いまさら髪の長短でどうこう言われる年齢でもないんだった。

 

髪を切った特別な理由など、全然ない。

しいて言えば、どうにもロングが似合わなくなってきたから。

もともと細くてペタンコな髪質。年とともに、それがくたびれた感を増幅させている感が強くなったから。

それと夏うち、結んだりアップにしたりが暑くて面倒でならないから。

 

…だがしかし、ベリーショートにでもしない限り、首筋の暑さは変わらないな。

それに、毛先がちくちくあたって不快感もある。

なかなか一筋縄ではいかない。

 

コロナ禍、わが職場も「窓を開けてエアコン全開」なため、暑い。

暑い中、パソコンを打っているところを、午後から出勤してきたオトコ後輩がいきなり、

「えー、髪、切ったんですか? 一瞬、誰がいるのかと思いました。何かあったんですか?」

…っていまさら。昨日もこの髪型だったんですけど。

 

忘れたころの一撃。暑さ倍増した。