[こんなときこそ笑おっ!な話・3題]
(1)何度聞いても···part1
最近、CSの海外テレビチャンネルを観ていると『バイオハザード』のCMが頻繁に出てくる。
「主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ」
それを知っているのに、このCM、どうしても
「主演:ヘナチョコヴィッチ」
と聞こえてしまうのである。
じっと耳を傾けても、やっぱり「ヘナチョコヴィッチ」と聞こえる。
カッコキレイな映像を観ているさなかによりにもよって「ヘナチョコヴィッチ」。
このCMが始まると、つい「ぷぷっ!(≧∇≦)」っとなってしまう。
(2)何度聞いても···part2
NHKの朝ドラ『エール』の主題歌。
サビの部分、何度聴いても、
「愛する人よ 親愛なる友よ 遠くまで 指くわえ」
と聞こえてしまうのである。
指くわえ、とは何か。どういう意味か。
もしかして「指笛」のことでも言っているのかと思ったが、それはかなりムリがある。
なので翌日、さらにじっと耳をすませてみたら、今度は
「愛する人よ 親愛なる友よ 遠くまで 響く我」
と聞こえた。
「指くわえ」より「響く我」の方が、まだマシか。
それにしても「我」なんて、なぜ急に戦前か戦中みたいな一人称を使いだしたのか。
···ナゾだ。
結局、調べた。
正しくは、
「遠くまで響くはエール」
···真相を知ってやっぱり「ぷぷっ!(≧∇≦)」っとなった。
(3)お好み焼き、いらん?
今日、散歩中、先の方で誰かが、
「お好み焼き、いらん?」
と叫んでいるのが聞こえてきた。
思わず「いりま~す(^-^)/」と答えてしまった。
誰がどこで誰に叫んでいるのか、全くわからない。おそらくアパートの外から住民の誰かに向かってたずねているのだろうと思うが、私には人の姿は見えない。
返事もない。
さらに歩いていったら、もう一度、
「お好み焼、1枚、いらん?」
と聞こえてきた。
すかさずまた「いりま~す(^-^)/」と返事した。
声の発生地と予測したアパートの真横に来たが、お好み焼の送り主ももらい主も、姿は見えなかった。
見えても見えなくても、私がお好み焼をゲットする可能性は間違いなくゼロだった。
それなのに、律儀に返事している私に思わず「ぷぷっ!(≧∇≦)」。