巣ごもり生活中、新たに始めたことがある。

ずばり『ピアノ』。

ピアノ、といえば、もう何年も、歌の練習をするにあたっての「音取り」のためのツールでしかなかった。
しかし、声楽レッスンでカンタータばかり歌うようになってから(←正しくは、基礎もやってないくせに強引に歌い出してから)、「ピアノが弾けない=伴奏ができない」ことが、ものすごくマイナスになっていることを痛感した。
カンタータは、歌と伴奏は同等で、いわば「音質の全く異なる高難度のコラボ」みたいな感じ(←は、私の理想で、音楽的に正しいかどうかはわからないが)。

そういえば、むかぁし購入したバッハのピアノ楽譜があったはず···
さっそく探した。

『J.S.バッハ  アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集』

本屋さんで見つけ、パラパラっとめくったら「弾けそう」に見えたから買ったんだった。
ただし、買っただけの「新品」。

しかし···
「弾けそう」なんて、とんだ若気の至りだった。
めちゃめちゃ難しいじゃん(@ ̄□ ̄@;)!!
そりゃそうだ。バッハが簡単に弾けるわけがにゃい(-_-;)
その上···
思った以上に、ピアノを弾く感覚が老化していて愕然とした。指が全然思い通りに動かないのだ。

···ということで、必死にピアノに向かっている。

バッハが妻アンナ・マグダレーナのために作った曲々。
こんな曲を旦那サマに毎日聴かされたら、そりゃますます好きになってしまうわぁ♪(´ε`*)
ま、今のところ、鞠子演奏は、百年の恋も覚めてしまいそなトツトツ弾きだが。

おまけに、久しく調律していないマイ・ピアノは、音がひどく狂っているというオマケつき(-_-;)

それでも、「いかにもバッハ」な旋律は、巣ごもり生活に潤いをもたらしてくれてます。