仕事関係で、「マスクの取扱をはじめました」というところが、にわかに出てきた。
本業は、印刷屋さんだったり機械屋さんだったりアパレル関係だったり、なんだけど。
これが今、プチトラブルになっているのである。
一時期のことを思ったら、マスクがあちこちで売り出されるようになったため、みんな「値段を執拗にチェックし始めた」のだ。
うちの場合、売る方は「仕事関係にあるから、よかれと思って情報を真っ先に流したのに」と言う。
買う方は「今どき中国産をこんな値段で出すなんて、ぼったくりじゃないのか。仲間なのに足元をみるとはひどすぎるではないか」と言う。
こういう状況なので、仕事仲間同士、商品やサービスを融通するべく情報を出している。だがこれ、思えば仲間であるがゆえに、かえって危険なのだ。価格と商品価値が一致しない場合に起こるトラブルは、後々まで禍根を残すことになる。
そもそも「中国産」へのアレルギーも強い。ファンケルのマスク販売も「中国製なのに高すぎる」なるバッシングがネットに上がっている。シャープ製なら高くても苦情は出ないのに。
マスクって、コロナ前は「1箱50枚入り500円」もしなかったよね、確か。
ああ、嫌だ。コロナのせいで、よけいな気を遣わなければならなくて。