ナミダのクッキングNo.2739 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

鬱々とした日々だけど、毎日一つはいいこと見つけるぞ!

…ということで、今日、ほっこりしたのはこの話。

 

仕事用で銀行へ行く際、社用車を使った。

エンジンをかけたら、つけっぱになっていたラジオから、子供の声が流れ出した。

小学生の子どもが電話でわからないことを相談し、プロがその疑問に答える、という趣旨の番組らしい。

 

小学三年生の男の子の質問を、途中から聞いた。

 

「アリはなぜ高いところから落ちてもケガをしないのか」

 

…ううむ。すばらしい。そんなこと、考えたこともなかった。確かにアリは、高いところから落ちてもケガをしない。

 

そして、応ずる先生の切り返しもよかった。

 

「コウヘイ君(←名前は忘れちゃったので、よくわからない)は、アリが高いところから落ちるのを見たこと、あるのかな? ケガをしなかったことを見たのかな?」

 

…なんとすばらしい。ケガなんてするわけない、見なくても知っている、という私の固定概念を、見事に覆した。

 

そして対するコウヘイ君、たどたどしいもの言いながら、要旨、以下のようなことを話した。

○草の生えているところを歩いたら、震動で、アリが草から落ちた。

○人間なら、しばらくうずくまって動けないが、アリはすぐに歩きだした。

○人間なら8秒ぐらいはうずくまる。アリは、1秒か2秒で動き出した。

 

…これを聞いてもう、なんとも言えず幸せな気分になった。

 

先生は、重力やら地面の反発力やら、平易な言葉で回答していたが、それより何より、コウヘイ君の思考・好奇心・素直さに全く感動した。

 

すばらしい。

癒された。