ナミダのクッキングNo.2728 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

今日は血管腫治療第2回目。
予定外の歯科治療が入ったため、1ヶ月遅れでダイレーザー照射を行った。

治療してもらっている皮膚科、院内が迷路みたいになっており、複数の診察室や治療室が「蟻の巣状」に設置されている。隣の室にどんな患者がいるか、全くわからないが、診療内容は結構筒抜けなのだ。

今日は、男性患者と先生の声が聞こえてきた。
患者氏、いわゆるミズムシの治療をしているようだ。先回の診察で、塗り薬が処方された模様。「朝、足を洗って薬をつけるのがかなり手間。ときどきやらずにすませてしまう。なので、飲み薬に変えてほしい」と訴えている。

先生「忘れずにきちんと飲めますか。飲み忘れがあると、効果が期待できません」
と、微妙に消極的。
しかし患者氏は、「飲み薬なら、絶対忘れません」
と言い張る。

先生「じゃあ飲み薬に変えますか。とりあえず1週間分出します。1ヶ月、服用してもらうと8000円くらいになりますからね」
と、薬代を口にした。
すると患者氏、突然豹変。
「えーっそんなに?じゃあやめます。費用的に無理です」
···さっきの強弁は一気に萎え、あっさり塗り薬に帰着した。

このやり取りを聞きつつ(←盗み聞きだが)私が考えたこと、大きく3つ。

(1)飲み薬
基本、私はできるだけ飲み薬は避けたい人。
塗り薬を飲み薬に変えてほしいとこちらから申し出ることは、決してない。なので患者氏の要望が全く奇異に思えた。

(2)8000円という金額
私の感覚だと、薬代8000円を高いとは思わない。
8000円は費用的に無理、か。
きっと奥様からおこづかいもらっているんだね。
ごめんなさい。高いとは思わないこと、なんか申し訳ない気持ちになった。

(3)値段呈示
私も2通りの治療法を提案された際、各々治療代が明確に呈示された。
どちらの治療法も、効果や治療にかかる日数など一長一短。治療代も、明らかに選択する上での条件だという前提で話をされた。
医療の世界も大きく変わったのだと思った。

···等々、よそ様の治療を勝手にあれこれして申し訳ない。
そのバチがあたったのか、レーザ照射されたマイクチビルは、ただいま絶賛無感覚&タラコもどき(-_-;)