静脈湖治療のため、第1回レーザー照射をしてから2週間経過。
今日は、照射後、初めての診察だった。

微妙に小さくなった気もする。いや、「立体感」がなくなってきたと言った方が正しそう。
1回の照射では取れない、と聞いていたので、まあこんなものかとも思うが、正直、期待していたほどの結果は出ていない。
さて、これを診て、先生が何と言うか。

この皮膚科、診察室が2つあって、先生が移動して診察する。
つまり、診察室1で患者を診ている間に看護師が次の患者を診察室2に誘導、そこでパソコンにカルテを出し、簡単に問診する。
その後、先生が来るまで患者は一人、ほっておかれる。(←とはいえ、診察室は壁一枚隔てているだけで、先生や看護師や患者や家族の気配は十分するのだが)

ほっておかれている間、パソコン画面を見た。
ギョッとした。私の名前やら住所やら入力してあるその下の「妙な文言」。

主:顔面脂漏性角化症
副:単純性血管腫
 
え…? なにこれ…?
 
静脈湖は単純性血管腫と言う。今、私はこの治療をしている。なのになぜこれが「副」なのか。何より「顔面脂漏性角化症」とは何なのか。

なに?なに?なに?…とハテナマークが頭中ぐるぐるしている最中、先生がやってきてしまった。
診察の結果、レーザー治療は、一定期間置かないとやけど状態になるので、次回は2月以降ということになった。そして、今度は少し強めに照射すること、一般診療として予約を取ればいいこと、などの説明があった。
超混み・超人気のクリニックではあるが、その分、先生はいつもせわしげに見える。つっけんどんというわけではないのだが、ゆっくり話そうという雰囲気ではない。それに、遊び人タイプのイケメンで少々気後れする。(←は? 意味わからん)
カルテを盗み見した後ろめたさも手伝って(←って自分のカルテなんだけど)、結局、顔面脂漏性角化症については何も聞けなかった。

もちろん家に帰ってから、調べたさ。
これ、老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)、一般的には「年寄りイボ」って言うんだと。 皮膚の老化現象のひとつだってさ。

ぐぁーん、二重にショック。

しかしどの部分のこと、言ってんだろ。これか? それともこれか?
そういえば初診の時、「下唇に静脈湖が2つある」と訴えたら、「こちらは静脈湖じゃない」と言われたこれのことか?

ま、確かに老化は間違ってないし。幸いどちらも「悪いものではない」ようなので、あきらめるしかない。
とりあえず静脈湖に関しては、気長に治療するしかなさそう。