昨日、観&聴いた『フィガロの結婚』。
実は後味のよろしくない後日談ならぬ後時(?)談があって。

終演後、いつものよう、いい気分で飲んだり食べたりし、2時間近く経ってから帰途の電車に乗車。
そこでたまたま会場のスタッフ数名と隣り合わせになったのである。
その人たちの会話が…

出演者一行、かなり注文&クレームが多く、主担当者が心身ともに参ってしまったのだとか。
注文&クレームの具体例も聞こえてきたが、さもありなんのものからそれくらいは我慢してくれ、みたいなものまで。

聴衆は「よかった」「悪かった」と好き勝手に意見していればいいが、ひとつの舞台を作るまでどれだけ大変か。
私の仕事でも似たようなことがあり、大いに同情した。

なんか酔いもさめ、一気に現実に戻った。
微妙にむなしい思いで長距離、ガラ空きの電車に揺られていた。