今日は豊田市コンサートホールにてワルシャワ室内歌劇場オペラ『フィガロの結婚』を観&聴いてきた。

普通、主役に著名な歌手が来て、チラシにもその人が大写しになってるんだけど、今回、そういうPRがなかった。
だがしかし…
フィガロ・スザンナ・伯爵・伯爵夫人etc.、登場人物みんな、

『めちゃめちゃいい声!』(@ ̄□ ̄@;)!!

私の言ういい声は、「抑制が効いている」=「俺の声を聞け!感がない」&「しゃべるように歌う」。

逆に言えば「華がない」のかもしれないけど。

『フィガロ…』は、どのお役にも素敵なアリアがあって聴きごたえ十分。
借金をかたに、フィガロに結婚を迫るマルチェリーナが実は母親で、それかわかった途端、恋情が母性愛に変わるストーリィがどうにもいただけないが、それも、ま、愛嬌で…と思えるほど多彩で耳に残るアリアを次々と聴ける。

今日は、伯爵夫人が歌う『スザンナは来ないかしら~楽しい思い出はどこへ』が圧巻だった。
ちなみに伯爵夫人を演じたのは、マルツェリナ・ベウチェル。ネットで検索しても出てこない、無名の歌い手さんのようです。