本日1日外回り仕事。
夜はアルコールつきの「仕事」が入っており、それまで微妙な空き時間があったので、こっそり歴史博物館に行ってきた。
『川端康成と東山魁夷―美と文学の森』なる特別展示がなされており、ずっと気になっていたからである。

だがやはり、「勤務時間中です」というのは落ち着かない。
ゆっくり味わう気にはなれぬな。(←まだ健全か、私(*´∀`)♪)
よって、さささっと観ただけなのだが…

谷崎潤一郎・菊池寛・永井荷風・横光利一・太宰治・三島由紀夫といったいわゆる『文豪』だけでなく、私の全く知らない人を含め、川端とやり取りした手紙が展示されていたのだが、みんながみんなあまりにも「達筆」。
墨で書かれたもの。万年筆で書かれたもの。どれもすべて。

例えば「書道」という視点から見て字がうまいかどうかは私にはわからないが、どれもが手紙だけで「完全なる芸術品」に見えてくる。
文字で表現することがどんなに大事にされていたかわかる。
また、漢字・ひらがなが、いかに美しい文字であるかも。

ゆっくり味わう気にはなれなかった…とはいえ、かなり癒された。
会場まわりのこの春の花々にも。