演奏会まで2週間となった。
レッスンも、来週1回を残すのみ。

「レの音がフラット気味」というご指摘、自分でもしっかり自覚している。
家でアカペラで歌ってみるとよくわかる。
歌いはじめ、ピアノで音をとり、歌いながら途中途中で音を確認すると、やっぱり「レ」が一番下がる。
その次、「ド」。

「レ」と「ド」、トラウマ。
どうしたら正しく出せるのか、答え出ず。

おまけに、
もう、どう頑張っても「イチかバチかの大博打」な箇所が2ヶ所あって、トラウマ。
先生もそこはすっかり諦めてらして、「ま、好きにやりなはれ」って感じで触れもせず。

伴奏もほんと、難しくて大変。
2人とも懸命。
でも2人とも、2曲とも大好き。
好きだけど、超難しい。
これはなかなか厄介だ。
カンタータを選んだ時点で「歌負け」していることは百も承知だったんだけど。

インフルはピークだわ、はしかも流行っているわ、花粉も飛ぶぞ、で、健康管理もすごく心配。
虚弱ノドの様子にピリピリしている。
先回の演奏会の時、心身ともにボロボロでひどい声だった悪夢がよみがえる。
だが、たまたま観たドラマ『隠蔽捜査』にこんなせりふがあって、どきりとした。

「人生、いつも万全な状態でできるとは限らない。だから普段の努力が生きるんだ」

大学受験の直前、熱を出した息子に父が言った言葉。

…そうかなあ、生きるかなあ、私の努力。
生きなければ、努力が足りなかった、ということか((T_T))