今日はトモとランチ会。
我が家に近いお店を予約してくれたので、歩いていくことにした。
とはいえ、私の足だと30分くらいはかかる。(←これでも『近い』うちに入るかしらん)
その店に行くにはいろんなルートがあるのだが、「昔、市電が走っていた線路沿い」を通ることにした。
線路も撤去され、雑草でぼうぼう。駅の名残がまだ残っている。
わびしい。だが、懐かしい。
この風景、すごく好きだ。
なぜかここを通るたび、見るたび「この近くに住んで、よかった」と思う。
そして、
なぜか必ず「廃駅に座り込み、廃線を見つめる町田康さん」の姿を思い浮かべてしまう。
その康さんの表情が哀しくて、すごく好き。
廃線が出てくる町田作品でも、あったのかなあ。
康さんは、カーキ色のくたびれたコートを着て、柵に手をついている。
上部だけ黒い縁のメガネをかけ、線路のあったところをじっと見つめている。
無造作に伸ばした長い髪が、風に吹かれて口元で揺れている。
そしてふっと私を見る。
とても哀しい目をして。
…必ずこのシーンか頭に浮かぶ。
だから、
この道を歩くときは、康さんが見える廃駅あたり、私はいつもしばらく立ち止まってしまう。
我が家に近いお店を予約してくれたので、歩いていくことにした。
とはいえ、私の足だと30分くらいはかかる。(←これでも『近い』うちに入るかしらん)
その店に行くにはいろんなルートがあるのだが、「昔、市電が走っていた線路沿い」を通ることにした。
線路も撤去され、雑草でぼうぼう。駅の名残がまだ残っている。
わびしい。だが、懐かしい。
この風景、すごく好きだ。
なぜかここを通るたび、見るたび「この近くに住んで、よかった」と思う。
そして、
なぜか必ず「廃駅に座り込み、廃線を見つめる町田康さん」の姿を思い浮かべてしまう。
その康さんの表情が哀しくて、すごく好き。
廃線が出てくる町田作品でも、あったのかなあ。
康さんは、カーキ色のくたびれたコートを着て、柵に手をついている。
上部だけ黒い縁のメガネをかけ、線路のあったところをじっと見つめている。
無造作に伸ばした長い髪が、風に吹かれて口元で揺れている。
そしてふっと私を見る。
とても哀しい目をして。
…必ずこのシーンか頭に浮かぶ。
だから、
この道を歩くときは、康さんが見える廃駅あたり、私はいつもしばらく立ち止まってしまう。