夕べ10時過ぎに、家でビールを飲んでいた。
これ、私にとっては何も珍しいことではないのだが、昼間の職場でのあれこれを思い出し、ぷんぷん怒りながら飲んでいたのである。

いわゆる「ヤケザケ」(`Δ´)

飲んだら余計に怒りが増してきた。
それでも容赦なく「洗濯、終了しました」のブザーが聞こえる。
いつものよう、カゴに洗濯物を入れてきて、テレビを観ながら干す。
いつものよう、大好きな海外ドラマ『シカゴ・メッド』が放映されている。
しかし腹立ちは収まらず、いつもと違って、内容が全然頭に入らない。

そうこうするうちに、なぜか気分が悪くなってきた。
急に体温が上がり、汗が出始め、ムカムカしてきたのである。
しまった。これはまずい。何か変だ。
じっとしていられない気分の悪さ。吐き気もする。

…というつらい時間が30分強続いた。
徐々に収まってきたので胃薬を飲んで横になったが、明日は起きられないかもしれないと覚悟した。
しかし幸いなことに、朝の目覚めはいつもと同じだった。

いつものよう、350mlの缶ビール1本飲んだだけ。それもいつものよう、食べてから飲んだ。なのになぜこんなことになったのか。

――「怒り」が消化機能を著しく損なったとしか考えられない。

つまりやっぱり心も身体も、不調は「全部自分のせい」じゃん。
つまらない。
なんてばかばかしい。



P.S.  落ち着いてから血圧を計ったら、上が105しかなかった。
怒ったら血圧は上がるのかと思ってた。
ただでさえ日頃、高めの血圧を気にしている私なのに。
いやいや、怒りに絡んで乱高下するのかもしれないな。
だから気分が悪くなったのかも???





身体の不調のたびに身を律す
鞠子