ナミダのクッキングNo.2318 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

職場に、取引のある信用金庫から「親展」「重要」「転送不要」と記されたものものしい封書が送られてきた。
入っていたのは「法人番号告知のお願い」。
同封されている「法人番号告知所兼確認書」に記入し、法人番号指定通知書のコピーをつけて返信せよ、というものだ。

なんで今頃くるんだろう。
マイナンバーは、平成27年10月に番号通知、翌28年1月から社会保険や税金関係で利用され始めた。
で、今や平成30年。3年も経ってから告知せよとの文書がくる意味がわからない。
さらに、
他の取引銀行や信用金庫からは、このような通知がきていない。
なんでこの信金からだけくるんだろう。
金融機関はこの手のことに関して「横並び」というイメージがあり、ますます違和感が増した。
封筒にある信金のマークも、返信用封用に記されている本店の住所も間違いないから、怪しいものではないだろう、とは思いつつ、ついさっき聞いた、客様の一言がよみがえる。
 
「今は、何が起こるかわからない。何を信じたらいいのかわからない」
 
…本当にその通りだと思う。
思いつかないような悪事を、巧妙な手口でやってのける。

職場のパソコンにくる怪しいメールも、最近、本当に手が込んでいる。
標題が「見積りお願いします」とか、「図面、添付します」となっていて、発信者が「山田」や「高木」となっているんだから、開けてしまう会社が多いに違いない。
うちは「見積り」も「図面」も絶対あり得ないから、開けることはないが。

全くどうかしている!

念のため、信用金庫には電話して聞いてみた。
「御承知のとおり、出資や定期預金等、税法上告知義務が課されている取引について、法人のお客様は法人番号を告知していただくことになっております。当金庫は、郵送でのご提出をお願いすることになり、今回、文書をお送りさせていただきました」
 
…マニュアルを読みあげているような雰囲気にのまれた。「なんで今頃?」の回答にはなっていないではないか。
 
「え?他行様?そのうち、連絡があるんじゃないでしょうか」

…ま、マニュアル朗読者に他銀行のことを聞いた私がバカだった。
 
 
 

ヒトなんて皮膚が巻かれた中身だけ
鞠子