各地の惨状が明らかになってきた。
岡山・広島etc…
ボートやヘリコプターで救助される人、救助隊員の誘導で、ロープにつかまり濁流を渡る人。
被害に遭った方々も本当に大変だが、救助に当たる皆さんも、命がけなのだ。
金曜日の時点で、うちの県でも冠水により通行止めになっているところがあった。
土砂降りの雨の中、通行止めを知らせる人が何人も、赤い誘導灯を手に立っていた。
こういうことって、仕事だから……という理由だけではできないのではないか。
では使命感から? それだけでもできないのではないかと思う。
我が家も「不可思議な被害」を被った。
夕べから、正面側にある石垣の小さなひび割れから、とろとろ水が流れ出していることが発覚した。
西隣の家の方が低いので、そちらにむかって流れ、かつ南側にむいて低いらしく、そこにある隣家の駐車場に水たまりをつくってしまっている。
愕然とした。
すぐ、水道屋さん(←中学の同級生)に来てもらった。
どこから漏れているのか。漏れている所によっては、市の管轄だから、私に修繕義務はないという。
いずれにしても、早く止めないと、隣の駐車場がますます水びたしになってしまう。
水道屋の彼は、なにしろ同じ歳なので、私と同様のガタがきているらしい。
腰にコルセットを巻いてやってきた。
現場を見てから、市への連絡やら段取りやら、朝から汗だくだくで手配してくれた。
そして、「なんとか止めるから、もう仕事に行けよ。逐次連絡入れるから」
。
仕事だから当然、と言ってしまえばそれまでだが、やっぱりそれだけじゃ無理だと思う。
いわゆる3Kの仕事をしている人を見ると、本当に頭が下がる。
どうやっても私にはできないし。
強がれど電球一つ手届かぬ
鞠子