ナミダのクッキングNo.2280 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

今日は久しぶりの「古~い友人」たちとランチへ。
学生時代、いつも一緒にいた本当に懐かしい友人で、あれこれ話に花が咲くわ咲くわ。
私の知らないところで意外な人が、意外な人生を送っていることを知ったりして、驚きもいっぱいあった。

その中で、話が出た高校時代のトモ・Sさん。
彼女、当日、「モテまくり」だったのである。
それほど「美人」というわけではない。
だがしかし、とにかく異様にモテていた。
そのころ、なぜ彼女がそれほどモテるのか、全然わからなかった。
でも、今なら、感覚としてわかる。

「癒し系」「ほんわか系」「にっこり系」「ゆるい系」…醸し出す雰囲気が、やわらかいのだ。
たぶん、彼女、「相手を許す」。
そんな度量を備えていた。

「この人といたら、楽だろうな」と思わせる何かがあったのだと思う。

いまさらモテようがモテまいがどうでもいいが、彼女の持つ「徳」は、私には全くない。
笑って許すことも、包みこんで癒すことも、私は全然できない。

そのことに思いが至り、なんだか悲しくなってしまった。

そのために、私はどれだけまわりの人たちを傷つけてきただろうか。
Sさんを思いつつ、かなりチクチク心にこたえた。





初めから一人で生きる道にいた
鞠子