今日は刷り物が多く、印刷機と格闘していた。

このまえの土日、出勤していたときは、「印刷機、絶好調!」だったのだが、今日は大変機嫌が悪い。
10枚ぐらい刷ると、次の紙を中途半端にしか持っていかず、結局「紙が詰まりました」というエラーメッセージが出る。
給紙台から中途半端な紙をそっと抜き取れば済むのだが、それでは機械は「解決した」と認識しない。つどつど、ドラムを引き出さないと、エラーが解除されない仕組みになっているのだ。

ドラムやローラーに絡まるような厄介な紙詰まりだと、手がインクで真っ黒になりもっと大変だが、解決したのにドラムを引き出す繰り返しも、これはこれで腹がたつ。
 
いらいらしながら格闘していたら、印刷機に長けたオトコ後輩Eクンがやってきて、「そういうときはこうするといいですよ」とアドバイスしてくれた。
ドラムを引き出し、エアーダスターでセンサーのあたりの紙粉をふき飛ばせばよい、と言うのである。
 
なるほど、ほんとだ。
 
それからしばらく好調が続いたが、裏面を刷り出したころからまた同じ不具合が出始めた。
 
習った通り、エアーダスターでシュゥゥゥッ!とやっているうち、使いさしの1缶、使いきった。
そこで、新しい缶を取り出し、細くて真っ赤なノズルをつけてシュゥゥゥッ!…とするはずが…
 
ノズルも一緒にふっ飛んで、ややこしい印刷機のどこかに入り込んでしまったではないか (@ ̄□ ̄@;)!!
ええっ! それはあまりにもまずすぎる(--;)

派手な赤色ノズルなのだが、影も形も見えやせぬ。どこから見ても、全く見えない。これを探し出すには、分解するしかない。となると、素人の手には負えない。
 
Eクンに泣きついたが、もうどうしようもない。探しようがないのである。
「あの形状であの細さなら、きっと、問題にならない機械の底部分とかに落ちているにちがいない」と二人で勝手に結論を出し、恐る恐る印刷機を動かしてみた。
 
一応、動いた。
やっぱりときどき「紙が詰まりました」となるのだが。

機械のスキ間はブラインドスポット((T_T))
 
…次、使う人、動かなかったらごめんなさい。





入りくんだ機械の中は小宇宙
鞠子