午前中、カタログとにらめっこしていた。
事務用品を数種類、しかもかなり大量に購入しなければならないため、『アスクル』と『カウネット』の分厚いカタログを並べて見ていたのである。

両方とも、豊富な商品ラインナップで何でもそろうので、とても便利なのだが、反面「豊富すぎるのがマイナス」なのだ。
昨年買ったファイルと同じものがほしいのだが、カタログのどのページにあるのかわからない。
おまけに品数が多すぎて、カタログの紙が超薄く、字も細かい。
宛名ラベルシールも買いたいのだが、マイパソコンに設定してあるラベルの寸法と一致するものをさがすのに一苦労。
ローガンの目にはあたかも拷問だ。
 
途中、完全にギブアップした。
片眼、コンタクトレンズをはずして見るという暴挙に出た。
それで何とか目的は達し、そのあと、再びレンズを装着したものの、なんだか頭が痛い。気持ち悪くさえなってきた。
それらの苦痛がずっと後を引く結果になり、暴挙をすごく後悔した。
ふだん、意識していないが、物を見るときは、両方の目で補い合っているのだ。
 
昼休み、30分ほどじっと目をとじていたら、ようやく頭痛が薄らいできた。
 
パソコンやらスマホやら、目を酷使するものがあふれている。
目もきちんと休めないと…
あらためてそう思った。

…ので、3時過ぎ、パーテーションの陰に隠れてうたた寝した。(←オチはこれかいっ!)
 
 
 
 
目にはもう私映っていませんか
鞠子