職場の会議で出された資料の中に、地元の私立大学が中心となって、インターンシップに関する協議会を設立する旨の文書が入っていた。
「平成23年中央教育審議会答申『今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について』において、大学の教育課程におけるキャリア教育の展開が求められている」とある。
キャリア教育とは何ぞや。
この答申に書かれた定義を見てみたら、
「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して, キャリア発達を促す教育」
とあった。
そこで、協議会設立という運びになったのだろう、と思う。
若者の数が減っていく現状の中、新卒を確保せねば企業存続にも関わってくる。
義務教育でない高校・大学も同じで、新入生が減れば存続が厳しくなる。
どの段階においても、少ないパイを奪い合うような状況になっている。
しかし、大学で職業教育ーそれは本来、筋違いのような気がしてならない。
お金になろうがならまいが関係なく、自由に専門的に課題を研究し、突き詰める。
大学とは、そういう場所なのではないか。
企業側も、「教育」という視点で学生を受け入れるのは、相当な準備と受け入れ体制と覚悟が必要だ。
まちがっても、「バイト代不要のアルバイト」という感覚は許されない。
もちろん、大学側は「お上が言うからアリバイづくり」、企業側は「大学と関係を深めたいゆえのおためごかし」なんて、あってはならない。
でも、そんなニオイがしないか?と言えば、そこはかとなくニオってきたりする。
設立された協議会によると、大学1年から3年までの学生が、インターンシップを行うことになるようだ。
大学に入っていきなり職場選び、か。
なんかむなしくない?
もう一度あのキャンパスに戻りたい
鞠子
「平成23年中央教育審議会答申『今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について』において、大学の教育課程におけるキャリア教育の展開が求められている」とある。
キャリア教育とは何ぞや。
この答申に書かれた定義を見てみたら、
「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して, キャリア発達を促す教育」
とあった。
そこで、協議会設立という運びになったのだろう、と思う。
若者の数が減っていく現状の中、新卒を確保せねば企業存続にも関わってくる。
義務教育でない高校・大学も同じで、新入生が減れば存続が厳しくなる。
どの段階においても、少ないパイを奪い合うような状況になっている。
しかし、大学で職業教育ーそれは本来、筋違いのような気がしてならない。
お金になろうがならまいが関係なく、自由に専門的に課題を研究し、突き詰める。
大学とは、そういう場所なのではないか。
企業側も、「教育」という視点で学生を受け入れるのは、相当な準備と受け入れ体制と覚悟が必要だ。
まちがっても、「バイト代不要のアルバイト」という感覚は許されない。
もちろん、大学側は「お上が言うからアリバイづくり」、企業側は「大学と関係を深めたいゆえのおためごかし」なんて、あってはならない。
でも、そんなニオイがしないか?と言えば、そこはかとなくニオってきたりする。
設立された協議会によると、大学1年から3年までの学生が、インターンシップを行うことになるようだ。
大学に入っていきなり職場選び、か。
なんかむなしくない?
もう一度あのキャンパスに戻りたい
鞠子