チケット購入にまつわる様々はさておき、昨日、聴きに行ったウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団のニューイヤーコンサートについて。

年明け4日には、ウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤーコンサートに行ったのである。
こちらは、ウィーンフイルのメンバー9人。
昨日の管弦楽団は、1844年にヨハン・シュトラウス2世により結成された楽団で、シュトラウスファミリーの音楽を専門に演奏する。
ええい、ややこしい。
とにかく、どちらも、プログラムの中に、同じ曲が何曲もあった。
つまり、「聴き比べ」という贅沢をしたわけである。
人数が多くなるから大迫力…と予想していたのだが、全然そうではなかった。
こちらもとにかく華やかで軽快で陽気。
新春にちなんだ選曲だからという理由も1つだが、マエストロのヨハネス・ヴィルトナーの雰囲気や指揮を見て思った。
この管弦楽団の出す音は、完全にヴィルトナーの色になっている、と。
出入りが既に、陽気なのである。
体形が「芋洗坂係長」なのに、動きがすごく軽やか。
ワルツ大好き、シュトラウス大好き、皆さんも、さあご一緒に!…みたいな雰囲気満開なのだ。
コミカルな演出やヴィルトナーの語り(日本語の部分しかわからないが)も、演奏を壊さない程度に品よく、でも愉快。
クラシックの敷居の高さを全く感じさせない2時間だった。
もちろん、「そういうふうにできる」のは、それ相応の技術と練習と、音楽に対する思い入れがあるからだ。
え? で、聴き比べてどうだったか、もっと明確に?
…甲乙つけろと言われても、ちょっとムリ。
どちらもそれぞれ楽しかった。
軽やかに踊る貴婦人見えるよう
鞠子

年明け4日には、ウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤーコンサートに行ったのである。
こちらは、ウィーンフイルのメンバー9人。
昨日の管弦楽団は、1844年にヨハン・シュトラウス2世により結成された楽団で、シュトラウスファミリーの音楽を専門に演奏する。
ええい、ややこしい。
とにかく、どちらも、プログラムの中に、同じ曲が何曲もあった。
つまり、「聴き比べ」という贅沢をしたわけである。
人数が多くなるから大迫力…と予想していたのだが、全然そうではなかった。
こちらもとにかく華やかで軽快で陽気。
新春にちなんだ選曲だからという理由も1つだが、マエストロのヨハネス・ヴィルトナーの雰囲気や指揮を見て思った。
この管弦楽団の出す音は、完全にヴィルトナーの色になっている、と。
出入りが既に、陽気なのである。
体形が「芋洗坂係長」なのに、動きがすごく軽やか。
ワルツ大好き、シュトラウス大好き、皆さんも、さあご一緒に!…みたいな雰囲気満開なのだ。
コミカルな演出やヴィルトナーの語り(日本語の部分しかわからないが)も、演奏を壊さない程度に品よく、でも愉快。
クラシックの敷居の高さを全く感じさせない2時間だった。
もちろん、「そういうふうにできる」のは、それ相応の技術と練習と、音楽に対する思い入れがあるからだ。
え? で、聴き比べてどうだったか、もっと明確に?
…甲乙つけろと言われても、ちょっとムリ。
どちらもそれぞれ楽しかった。
軽やかに踊る貴婦人見えるよう
鞠子