本年2度目、そして最後の文芸祭表彰式。
今日は、文学座女優・石井麗子さんに朗読していただけるというビッグプレゼントが用意されている。
昨夜、リハーサルがあったそうで、漢字の読み方の確認等、電話がかかってきた。
実は、リハーサルまでされるとは思っていなかった。
いやが上にも緊張感が増す。
…寝られなかった。
自分の書いたものが、プロの朗読により、多勢の聴衆の前で「あからさまになる」なんて。
こんな機会は、おそらく二度とない。
気合いも入る。
だがしかし、こういうときに限って、ハプニングは起こるものなのだ…
この前の表彰式では、舞台上、看板が低くて頭に当たり、気になってしかたなかった。
そして今日は…
「久々に着たスーツがヒヤヒヤものだった」のである。
朝、身につけたときから、腰回り・太もも回りに危険信号が点滅していた。
え? 私? もしかして太った?
しかし、そのよな疑問に関わっている時間的余裕はなく、そのまま会場へ。
座っている間、壇上、市長からの賞状授与、記念撮影…最中、全て意識してお腹を引っ込めていないと、縫い目から「ビリッ!」と裂けてしまいそうで。
最近、かかとの低い靴ばかり。
だから、服に合わせてはいたハイヒールも危なかった。
書いたものはあからさまに、
その上、コケたわスカート破れたわで、足なんかあからさまになったら、末代までの恥…
そんなことに気をとられているくせに、なにごともないようにすまして座っている私。
なかなかすごいではないか(≧∇≦)。
それにしても、石井麗子さんの朗読はすばらしかった。
ずいぶん読み込んでくださったに違いない。
書いた私以上に深いところで解釈して表現され、濃厚になっていた。
さすがプロ。すごいなあ。
とても嬉しかった。
…スカートは危なかったけど(--;)(--;)(--;)
聴くことで気づいた「雑」もあちこちに
鞠子