今日、市主催の文芸祭表彰式があり、なかなか面白い事態に遭遇した。

短編小説・児童文学・現代詩・歌詞・俳句・短歌 etc.…各ジャンルとも、まずは文芸祭賞を受賞した皆さんが、名前を呼ばれて壇上にあがる。
そして一人ずつ、賞状を手渡される。

文芸祭賞受賞者全員、賞状をもらうまで、壇上に立ちっぱなしなのだが、これ、結構時間がかかるのである。

その次、市長賞受賞者の皆さん。
私はこのチームにいた。
隣に座っていたのは俳句や短歌部門のかなりご高齢なご婦人たち。
文芸祭賞チームの様子を見ながら、ぼそぼそと囁きあっているのである。

「あんなに長いこと、立っとれんし」
「それより、壇、あがれん」

…思わず笑ってしまった。
ごめんなさいm(__)m

しかし、名前が呼ばれ、とうとう壇上にあがることに…

一応、無難にみな、壇上にあがった。

…だがしかし…

私だけ、異様に背が高い。
市長賞チーム、背丈だけで見れば「大人一人、あと全員子ども」みたいな感じなのだ。
その上、私、頭が「文芸祭賞授賞式」の看板にさわってしまうのである。

これまで3度、この壇上にあがった。
看板がさわるなんて、初めてだ。
ヒールの高さは前とほとんど変わらない。
ということは、「看板が低く設置された」か「私が成長した」かのどちらかしかない。

そんなこと、あるかしらん(--;)

ご高齢なご婦人たちの移動や起立も気になったが、それ以上に自分の長身が気になってならないおかしな表彰式だった。




私だけ見える光景違うのか
鞠子