「24時間年中無休のフィットネスジム」というチラシが、わが家の朝刊に折り込まれていた。
出勤したら、職場のポストにも入っていた。
24時間年中無休、か。
よく見たら、日本各地だけでなく、海外にも店舗があり、その数は25カ国3,500店以上。
就業時間が不規則なサラリーマンや、日中は介護や子育に忙殺されている人、あるいはあちこち出張に行く人etc. 大変便利だ。
しかし、とっても引っかかる。
ジムとは、健康のために利用するものだ。
夜中にトレーニングするのが、果たして「健康」と言えるのだろうか。
じゃあ、夜、働いている人は、ジムに行けないのか?
そもそも、「夜、働くこと」自体が、実は不健康なのだと思う。
できるなら、しないにこしたことはない、と思うのだ。
…★……☆★…☆………………
今日、お昼にNHKの『ひるブラ』を見た。
広島県廿日市市、厳島神社の門前町界隈を紹介していた。
このあたりは土地が狭く細長く、「隣家と壁がつながっている」「玄関を出るとすぐ隣家の玄関」という状況があちこちにあり、驚いた。
さらに驚いたのは、リポーターをしていた地元の女性が、「他人の家の玄関をあいさつしながら勝手にあけ、靴を持ってあがりこみ、家を横切って裏の道に出る」という行動を、当たり前にやったことだった。
見ながら思った。昔は、どこもかしこもこんな生活だったのだ、と。
隣がいつ、どこで、何をしているか、お互い、みんな、知っていたに違いない。
近隣同士、みんなで助け合うのが当然だったのだ、と。
・・・私には、絶対できない。
人の家に勝手にあがりこむことも、人が我が家に勝手にあがりこむのも、考えただけでゾッとする。
かといって、真夜中にマシンジムでトレーニングなどという、都会ならではの生活も、決してできない。
結局、私はいいとこどりの中途半端なライフスタイル。
この先、いったい、私は、私のまわりは、日本は、世界はどうなるのだろう。
そして私はどんな暮らし方を強いられるのか、あるいはすればいいのか…などと、チラシやテレビを見ながら、仰々しいことを考えてしまったのである。
隣人は有り難くあり煙くあり
鞠子
出勤したら、職場のポストにも入っていた。
24時間年中無休、か。
よく見たら、日本各地だけでなく、海外にも店舗があり、その数は25カ国3,500店以上。
就業時間が不規則なサラリーマンや、日中は介護や子育に忙殺されている人、あるいはあちこち出張に行く人etc. 大変便利だ。
しかし、とっても引っかかる。
ジムとは、健康のために利用するものだ。
夜中にトレーニングするのが、果たして「健康」と言えるのだろうか。
じゃあ、夜、働いている人は、ジムに行けないのか?
そもそも、「夜、働くこと」自体が、実は不健康なのだと思う。
できるなら、しないにこしたことはない、と思うのだ。
…★……☆★…☆………………
今日、お昼にNHKの『ひるブラ』を見た。
広島県廿日市市、厳島神社の門前町界隈を紹介していた。
このあたりは土地が狭く細長く、「隣家と壁がつながっている」「玄関を出るとすぐ隣家の玄関」という状況があちこちにあり、驚いた。
さらに驚いたのは、リポーターをしていた地元の女性が、「他人の家の玄関をあいさつしながら勝手にあけ、靴を持ってあがりこみ、家を横切って裏の道に出る」という行動を、当たり前にやったことだった。
見ながら思った。昔は、どこもかしこもこんな生活だったのだ、と。
隣がいつ、どこで、何をしているか、お互い、みんな、知っていたに違いない。
近隣同士、みんなで助け合うのが当然だったのだ、と。
・・・私には、絶対できない。
人の家に勝手にあがりこむことも、人が我が家に勝手にあがりこむのも、考えただけでゾッとする。
かといって、真夜中にマシンジムでトレーニングなどという、都会ならではの生活も、決してできない。
結局、私はいいとこどりの中途半端なライフスタイル。
この先、いったい、私は、私のまわりは、日本は、世界はどうなるのだろう。
そして私はどんな暮らし方を強いられるのか、あるいはすればいいのか…などと、チラシやテレビを見ながら、仰々しいことを考えてしまったのである。
隣人は有り難くあり煙くあり
鞠子